2001年11月    



国連大学本部ビル、「UNハウス」に名称変更

連大学本部ビル、「UNハウス」に名称変更東京・渋谷の国連大学本部ビルの名称を「UNハウス」と正式に名称変更するため、改めて「UNハウス」としてのオープニング式典が2001年1月24日、コフィー・アナン国連事務総長を迎えて国連大学本部で行われた。名称変更は、国連大学本部の施設を一般の方々にとって、より開かれた、より親しみやすいものにすることと、各国連加盟国に「UNハウス」を設けたいという事務総長のかねてからの構想に応えたものである。

 アナン事務総長はオープニングの挨拶で次のように述べた。「共通のきずなと構築物で結ばれた、すべての国民の住まいというコンセプトは、国連創設の基本理念を具体的に目に見えるものにするという意味できわめて有意義だ。さまざまな国籍の国連職員と学者が集うこの東京のハウスは、その考え方を的確に現実のものにした」

 この施設に移転してくる国連機関の日本事務所が増えるにしたがい、各機関の間で情報交換や実務面での共同作業を通じてより密接な協力体制が組まれるようになった。現在、UNハウスに入居しているのは、国連大学本部のほかに、国連広報センター(UNIC)、国連開発計画(UNDP)、国連児童基金(UNICEF)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際労働事務局(ILO)、国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS)、そして地球環境パートナーシッププラザがある。国連大学直属の研究機関のひとつである国連大学高等研究所(UNU/IAS)はUNハウスのすぐ後ろにある。

 国連大学は、UNハウスの1、2階フロアを使って「UNギャラリー」を開設し、国連大学と国連の任務や存在意義を多くの人に理解してもらうための常設展示や特別展示を行っている。UNギャラリーの最初の催しとして国連大学は、UNハウスに入居する国連諸機関ならびに欧州連合(EU)の協力を得て「人間の安全保障」をテーマに人道的緊急事態における各国間の緻密な協力関係を記録した写真展を開いた。初日には、アナン事務総長とポール・ニールソン欧州委員会開発・人道援助担当委員がテープカットを行った。

 

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