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国際連合大学戦略計画2000 国連大学の将来の役割と目標
国連大学は2000年にその学術研究活動の開始25周年を迎えた。この25年の間に国連大学の活動は最初の3プログラムから12の国連大学研究・研修センター/プログラム(RTC/P)に発展を遂げた。国連大学は最近、多くの課題に対処し、世界の各地域に分散し、広がっていく研究ネットワークを効果的に運営する能力を向上させるため、大きな改革を実施した。
国連大学は初期の体制から組織構造を大幅に改革してきたが、グローバル化が進む世界にふさわしい責任を果たすためには、さらに各種の改革を進めなければならない。根本的な問題は、国連大学はどのような方向に進むべきなのか、その進展を最も生産的に実現するにはどうすればよいのか、ということにある。
慎重に検討された国連大学の将来像──その使命、主要な役割、目標と目的、さらにその中心的なプログラムや活動──などは、「国際連合大学戦略計画2000:人間の安全保障と発展のための知識に貢献」にまとめられている。この文書は数多くの外部からの意見や勧告、評価などに基づいて作成され、「国連大学を国連とその加盟国、世界の人々に適切で有益な貢献を果たす、より効率的な研究および能力育成機関にするための構想」を提示している。
「戦略計画2000」は4年を実施期限としている。国連大学はその構成機関(それらも全体的な計画の構成要素として独自の戦略計画を持っている)との協力・交流を通して、戦略を組み立ててきた。大学内(特に国連大学理事会)およびRTC/Pの理事会、様々な国連機関からの代表、各国代表部、研究機関、非政府組織との討議がその基本になっている。
国連大学戦略計画2000の中で示された戦略計画の概要は1999年12月に国連大学理事会によって採択されたが、それが最終的に決定された文書というわけではない。むしろそれは現在進行中の計画立案過程の出発点なのである。2000年11月に理事会に提出された国連大学戦略計画2000の第一次修正案は国連大学戦略計画2001となる予定である。計画立案のプロセスが進行するにつれて、戦略は次第に具体性を増してきている。
国連大学戦略計画2000は7章からなり、その内容は次の通りである。
構想と行動
国連大学が直面するグローバルな主要課題と外部環境の変化
国連大学活動の主要なテーマ領域(平和とガバナンスおよび環境と持続可能な開発という二つの主要なプログラム領域内で)
国連大学プログラムと研究機関の発展(重点と現在の軌跡を含め)
国連大学が行ってきた主要な活動(調査、政策研究、能力育成、広報)およびそれぞれの中核的活動を強化するための方策についての具体的勧告
国連大学をより開放的で生産的な機関にするための計画
国連大学の活動の運営をより効果的にするための具体的な方策
2000年の計画の重点項目は計画に盛りこまれた重点的方策の実施によって開始された。その例として国連大学の研究および能力育成活動の質と妥当性を高める措置、管理効率化のための措置などを挙げることができる。また国連大学の国際的な学術上のパートナーとの連携、国連システム、途上国、および国連大学システムの諸機関の所在国との関係強化も重要な課題である。
国連大学戦略計画2000は以下のサイトでご覧になれます。
(英文、PDFファイル)
http://www.unu.edu/stplan2000.pdf
(概要和訳)
http://www.unu.edu/hq/japanese/know/profile/stplan2000.html
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