1998年 3月     


副学長など上級学術スタッフの人事を発表

鈴木基之教授                 ラメシュ・タクール教授         佐藤英夫教授

ハンス・ファン・ヒンケル学長はこのほど、新副学長2名と学長上級顧問1名の任命を正式に発表した。副学長には鈴木基之東大生産技術研究所長、ラメシュ・タクール・オーストラリア国立大学平和研究所長、また学長上級顧問には佐藤英夫筑波大教授が、いずれも4月1日に就任する。今回の人事によって、国連大学本部のファン・ヒンケル学長、アブラハム・ベスラット副学長らによる首脳陣はさらに強化され、今後の戦略的運営が期待される。

副学長に就任する鈴木教授は東京大学教授(環境化学工学)、東京大学生産技術研究所長として、環境工学に30年以上の経験があり、日本水環境学会や国際吸着学会の会長を務めている。環境工学関係の多数の著書があり、その多くが持続可能な開発を中心としている。鈴木教授は東京大学で化学工学博士号を取得した。

鈴木教授とともに副学長に任命された、インド生まれのタクール教授は、オーストラリア国立大学平和研究所長で、オーストラリアの国家平和軍縮諮問委員会のメンバーでもある。同教授はオーストラリアに移る前はニュージーランドのオタゴ大学教授として、同地で16年余りを過ごしている。13の著書のほか、多くの論文を発表している。インドのカルカッタ大学からカナダのクイーンズ大学に進み、政治学博士号を取得した。

学長上級顧問に就任する佐藤教授は1982年から筑波大学教授の職にあり、現在は日本国際政治学会理事長を務めている。同教授は筑波大学国際政治経済学研究科の初代研究科長であり、エール大学準教授(政治学)、ブルッキングス研究所研究員の経験もある。外交政策について多くの著書があり、日本政府や民間機関の諮問委員として活躍してきた。国際基督教大学卒業後、シカゴ大学で政治学博士号を取得した。