1998年 7月     


1997年度国連大学キリン・フェローシップ修了式
連大学はキリンビール株式会社の協力を得て、アジア各国の食糧技術分野の研究者を日本に招いて、日本の先端技術について指導する研修プログラムを毎年実施している。研修を終えた国連大学キリン・フェローたちは帰国後、その知識や技術を同僚に教えている。

1997年度国連大学キリン・フェローシップ修了式が3月30日、国連大学本部で開かれ、ハンス・ファン・ヒンケル国連大学学長が茨城県つくば市の農林水産省食品総合研究所での一年間の研修を終えたフェロー4人に修了証書を手渡した。カレ・スニル・クマール(インド)、ゴンボスレン・インヒタイワン(モンゴル)、ウォンクラジャン・カルーナ(タイ)、チュン・ナム・ハイ(ベトナム)の4氏は各自の研究成果について報告した。中国のフェロー、李和標氏(糧食作物研究所)は研修期間中の昨年9月、病死した。

国連大学キリン・フェローシップは、キリンビールから年間3,400万円の寄付を受けて1993年4月からスタートした。助成は当初は5年間の予定だったが、最近さらに5年延長された。 キリンの援助で、アジア地域から毎年5人の研修生が食総研で食品科学と関連技術の1年間の研究を兼ねた研修を受ける。この援助は研修生が帰国後に行うフォローアップ研究にも当てられている。