国際機関を目指すすぐれた人材を育成 ――国連大学が1999年春から国際講座を開講 国連大学は大学院生および社会人を対象に、1999年春から国連大学国際講座(UNU/IC)を開講することになり、受講者の募集を始めた。この新講座は、国連をはじめ国際機関、各国省庁、あるいは民間団体で国際関係の実務に就くことを希望する、内外の大学院生および社会人に研修の機会を提供することを目的としたユニークなプログラムである。 最初の講座は1999年2月から4科目、6週間の日程で、東京の国連大学本部で始まり、国連大学の研究・研修センターおよびプログラム(RTC/Ps)、他の国連機関との密接な協力の下で、研修が実施される。近い将来、科目を増やした上で、春期講座と秋期講座の2回に分けて実施する計画。 通常の講義の他に、セミナー、ワークショップ、会議など、多様な研修方法を取るほか、教材も教科書だけでなく、放送、マルチメディア等も活用する。参加者の数は1講座15~20人に絞られ、英語に堪能であることが必須条件である。講師は国連大学本部およびRTC/Psの学者、兼任教授、国連大学プロジェクトに参加している研究者、著名な国際的学者、専門家、国連機関や国際活動を行っている機関などの代表者が加わる。 1999年春の講座では「国連組織:機構と活動」、「環境と持続可能な開発」、「国際貿易と問題処理」および「人権:理念と問題」の4科目が予定されている。1期は6週間で、1科目6単位(1週間1単位)とし、その科目の修了者には国連大学から修了証書が交付される。研修生は各学期ごとに1ないし2科目を受講でき、異なるテーマの5科目の課程をすべて修了した研修生には、国連大学国際講座の学位(diploma)が授与される。国連大学は国連機関を始めとする国際機関に、これらの受講者が雇用を申請した場合、この資格を考慮するように要請する。さらに、国連大学は国連および関係機関と協議して、UNU/IC修了者をインターンとして採用する機会を与えるように要請する。
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