1999年9月1日
PR/J16/99
国連大学秋野記念フェローシップの応募者を公募
「中央アジアの平和と環境」研究
国連大学は今年3月、日本政府から昨年7月にタジキスタンで殉職した秋野豊国連タジキスタン監視団政務官を記念する事業費として、1億円の拠出を受けました。国連大学と外務省はこの基金の半額の5000万円で、ユーラシア、特に中央アジア研究のための5年間の「秋野記念研究プロジェクト」を新設することに合意しました。
このプロジェクトの主な目的は中央アジア研究に従事する若い日本の学者の研究活動に資することで、全体のテーマを「中央アジアの平和と環境」とすることになりました。このテーマは国連大学の二つの重要なプログラム領域である「平和とガバナンス」、「環境と持続可能な開発」に即したものであり、中央アジア諸国の平和と安定に関係する政治的、経済的、社会的要素に関する多様な研究と、同時にこの地域に多い環境問題(砂漠化など)を包括する、幅の広さを持っています。
国連大学は日本の若い研究者が、博士課程、博士課程終了後の研究者を含めて、「中央アジアの平和と環境」という全体の枠組みに入る研究提案を募集しています。この研究提案が採用された場合、秋野記念フェロー(研修生)として、最長で1年間の中央アジアでの現地調査が可能になります。提案の提出期限は1999年10月31日です。(中央アジアの地理的範囲は、秋野博士の研究上の関心の広さを考え、柔軟に解釈されます。)採用された提案については、12月中旬までに応募者にお知らせします。
秋野記念フェローシップの提案を審査する委員会は、国連大学の佐藤英夫学長上級顧問、小堀巌客員教授に加えて、小松久夫東大教授、宇山智彦北海道大学助教授、塚谷恒雄京大教授らの研究指導教官によって構成されます。研究指導教官は秋野フェローが日本国内で研究を進める間の指導に当たります。さらに現地調査の際の指導教官として、中央アジアの2人の学者(国際関係と環境を専門とする)が任命される予定です。
秋野記念研究プロジェクトは2000年1月の研究指導教官によるセミナーによって開始され、その後秋野フェローの研究に基づくセミナーが随時に開催されます。また国連大学本部では年間1回または2回の中央アジアに関する公開会議が開かれます。秋野フェローによる論文は国連大学の論文シリーズ、または国連大学出版局の学術図書として刊行される予定です。
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詳細については国連大学広報部にお問い合わせ下さい。
電話:(03) 5467-1243、-1246、 FAX:(03) 3406-7346

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