2004年10月15日
UNU/J35/04
 
 

 

第8回ウ・タント記念講演
タルヤ・ハロネン・フィンランド共和国大統領
「公平なグローバル化のために:フィンランドの視点」


国連大学では来る10月22日(金)、国連大学高等研究所、及び日本学術会議との共催により、「国連デー」イベントの一環としてウ・タント記念講演を行います。第8回目に当たる今回は、「公平なグローバル化のために:フィンランドの視点」と題し、フィンランド共和国のタルヤ・ハロネン大統領に、グローバリーゼーションを全ての国と人々にとって前向きな力とすることができるかという困難な課題につきご自身の見解を語って頂く予定です(13:30-14:30、於:UNハウス3階ウ・タント国際会議場、日英同時通訳付)。

ハロネン大統領は、1979年に同国議会に選出されて以来、議員として活躍されたのち(連続5期)、2000年3月にフィンランドで初めて女性として大統領に就任されました(第11代)。閣僚を3回にわたり経験されたほか、欧州評議会においてもフィンランド代表団の副議長として積極的に活動されました(1991〜1995)。

特に大統領が長年にわたり取り組んできたのは、人権や民主主義、市民社会、社会的公正といった問題であるといえるでしょう。大統領は、ILO(国際労働機関)が2002年に設置した「グローバル化の社会的側面世界委員会」の共同委員長をつとめられました。委員会はその最終報告書で、グローバリゼーションはより公正で「人間的な」方向に向けられるべきと勧告しているほか、グローバリゼーションの様々な側面として、貿易・金融・人の移動といった分野での公正なルールの必要性、富と雇用の拡大、不平等の是正、グローバルセキュリティの確保といった問題をとりあげています。

ウ・タント記念講演は、各国の有識者や指導者を招き、21世紀に世界が直面する問題について講演いただくシリーズです。 これまでに、マレーシアのマハティール首相や、南アフリカのムベキ大統領、米国からはカーター、クリントン元大統領といった方々をお迎えしました(詳細はホームページhttp://www.unu.edu/hq/japanese/UThant/UThant-j.html)。
報道関係各位の取材を歓迎しますので、希望者は広報部(03-3499-2811)までお問合せ下さい。なおご来場頂けない方にもインターネットにて本シンポジウムの様子をご覧頂けます(http://c3.unu.edu/unuvideo)。