エル・バラダイ国際原子力機関(IAEA)事務局長
講演『不拡散、課題と好機』
核不拡散の問題は、依然として国際社会が抱える課題の一つです。イランに引き続き、韓国でも未申告の開発があったことが最近明らかになったほか、原子力発電に伴う放射性廃棄物の処理問題や、放射性物質の適切な管理、農業や医療などへの放射線利用、そして研究データや開発技術の管理まで、核に関する問題は多岐にわたっており、各国が協調して取りくむことが必要です。その上で、国際原子力機関(IAEA)が果たす役割は益々重要化しているといえるでしょう。
国連大学では来る10月8日(金)、この国際原子力機関のモハンマド・エル・バラダイ事務局長の訪日の機会をとらえ、『核不拡散、課題と好機』のテーマで講演会を開催します(10:30-12:00、於:国連大学本部、日英同時通訳付、協力:(社)日本原子力産業会議、後援:外務省)。
エル・バラダイ氏は、エジプト生まれ。カイロ大学卒業後、外務省勤務の傍ら、ニューヨーク大学で国際法の博士号を取得されました。ジュネーヴの軍縮代表部で次席常駐代表を務めるなど国連との関わりも深く、1984年にはIAEAニューヨーク常駐代表に就任されています。その後、事務局長補(1993年、渉外部兼任)を経て1997年に事務局長に就任以来、国際社会でイニシアチブを発揮してこられました(2001年に再選、現在2期目)。そうした氏の貢献は世界的に高く評価され、近く発表予定の本年ノーベル平和賞の有力候補とも言われています。その意味で今回の講演は極めて時宜を得たものといえるでしょう。
当日は冒頭、国連大学のハンス・ファン・ヒンケル学長、および日本原子力産業会議の宅間正夫副会長より開会の挨拶を申しあげ、講演終了時には質疑応答も予定しています。傍聴ご希望の方は、10月5日(火)迄に専用の用紙(当大学ホームページhttp://www.unu.edu/hq/japanese/news/index.htmlよりダウンロード可、プログラム詳細も掲示)にご記入の上、FAX(03-3499-2828)またはメール(Elbaradei@hq. unu.edu)にてお申込み下さい。ご来場頂けない方は、上記URLにて講演の模様もご覧頂けます。その他取材申込み等については広報部・望月宛 お問合せ下さい。
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