2003年9月18日
UNU/J31/03
 
 

 

関東大震災から80周年
国連大学で地震防災オープンフォーラム開催


あの関東大震災から80周年を迎えた今、東京やその他の場所でまた大地震が起きたとしたら、私達はどれだけの対応ができるでしょうか。地球的に見れば、都市化の加速は止まるところを知らず、人もモノも複雑かつ巨大なメガシティーに集中するようになっています。地震によるリスクの軽減は、大都市だけでなく、国際社会全体にとって死活的な問題です。なぜなら、今日の相互依存が進んだ世界では、局地的な大災害が国内全体、地域全体、さらには世界全体の安寧に悪影響を及ぼしかねないからです。地震の防止はおろか、その予知さえおぼつかないという認識が高まる中で、地震の被害軽減が一層重視されています。常に拡大を続け、インフラが飛躍的な変化を遂げ、様々な社会部門が複雑に絡み合う大都市中心部は、地震によるリスクの軽減に大きな課題を抱えています。過去の経験に学び、たゆまぬ組織的な取り組みを重ねることで、都市を地震の被害から守ることが必要です。

国連大学は10月4日、こうした問題を地域の視点と国際的な視点から考えるオープンフォーラム「地震の備えは万全か?〜関東大震災80周年の国際防災デーに考える〜」を東京で開催します。このフォーラムは、関東地方での地震対策と、再び関東大震災が起こった場合に考えられる影響を特に重視しながら、災害に対する備えの現状と政策について話し合おうというものです。フォーラムではまた、大災害が起こった際の危機管理と復興の問題も検討されます。講師には、防災科学研究所(NIED)の片山恒雄理事長、東京大学生産技術研究所の目黒公郎助教授、スタンフォード大学のハレシュ・シャー名誉教授およびニューヨーク行政研究所のデビッド・マメン所長をお招きします。

このオープンフォーラムは、国連大学、内閣府、国連国際防災戦略(UN ISDR)事務局、世界地震安全推進機構(WSSI)およびアジア防災センター(ADRC)の共催によるものです。開会はUNハウス(国連大学ビル)のウ・タント国際会議場で、2003年10月4日(土)午後2時の予定です。フォーラムのプログラムは別添のとおりです。入場は無料で、どなたでもご参加になれますが報道関係以外の方は事前登録が必要です。

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報道関係各位の多数のご参加を歓迎いたします。
お問い合わせは国連大学広報部へ:
      電話(03)5467-1243, -1246、FAX(03)3406-7346





国際防災オープンフォーラム

テーマ:「地震の備えは万全か?〜関東大震災80周年の国際防災デーに考える〜」

あの関東大震災から今年9月で80周年を迎えます。また10月8日は国連が定めている国際防災デーであり、「防災」の大切さを見直し、災害に対する知識を深め、効果的な対策を推進するためのキャンペーンが世界各地で繰り広げられる予定です。

当フォーラムでは、専門分野から講師を招き、関東大震災の教訓と復興を始め、地震に強い建物の重要性、地震による経済被害、都市計画や危機管理などを中心に、地震防災に関する現状と対策について分かりやすく講演します。みなさまのご参加をお待ちしています。

日時: 2003年10月4日(土) 14:00〜18:00(講演、質疑応答等)
場所: UNハウス(国連大学)3階 ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
主催: 国連大学、内閣府、国連国際防災戦略(ISDR)事務局、世界地震安全推進機構(WSSI)、アジア防災センター
講師: 片山恒雄・防災科学技術研究所理事長
「関東大震災について私たちは何を知っているのか?」
目黒公郎・東京大学助教授
「大災害に備える:ソフト・ハード面での対策」
ハレシュ・シャー・WSSI理事長、スタンフォード大学名誉教授
「地震被害評価法の限界を越えて:リスク軽減のための戦略」
デビッド・マメン・ニューヨーク行政研究所所長
「大災害からの復興:教訓に学ぶ」
※日本語・英語の同時通訳がつきます。
参加費: 無料
定員: 350名(定員になり次第募集を締め切ります)
問合せ先: 国際連合大学「国際防災オープンフォーラム」係
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70 UNハウス
Fax:03-3406-7347/
E-mail:eqforum@hq.unu.edu