2000年12月19日
UNU/J35/00
 
 

 

国連大学高等研究所新所長にマレーシアのA・H・ザクリ教授


国連大学のハンス・ファン・ヒンケル学長はこのほど、国連大学高等研究所(UNU/IAS)の次期所長にA・H・ザクリ教授の任命を発表しました。ザクリ教授は12月末で退職するタルシシオ・デラセンタ高等研究所初代所長の後任として2001年1月1日に正式に就任します。

ザクリ教授はマレーシア国籍で、1982年にマレーシア国立大学教授に就任、その後遺伝学部長、生命科学部長を経て、1992年からは副学長を務めています。

また同教授は公的政策面にも幅広い経験を持っています。マレーシア生物多様性委員会、遺伝修正諮問委員会をはじめとする多くの委員会のメンバーであり、また国際舞台でも1981年から89年にかけて、アジア・オセアニア育種研究向上学会(SABRAO)事務局長を務め、生物多様性・生物学議定書協議会など多くの委員会で活躍してきました。さらに国連食糧農業機関(FAO)、国連工業開発機関(UNIDO)、国連環境計画(UNEP)、国連貿易開発会議(UNCTAD)、東南アジア諸国連合(ASEAN)、地球環境ファシリティー(GEF)/世界銀行、英連邦科学評議会などの活動にも参画し、1999年からは世界の生態系を評価する大型プロジェクトのミレニアム生態系評価計画の暫定議長に就任しています。

ザクリ教授は1976年に米ミシガン州立大学で遺伝学および植物育種学の博士号を取得。植物育種、生物工学、生物多様性などをテーマに多くの著作があり、フルブライト・ヘイズ・プログラム、マレーシア科学アカデミー、第三世界科学アカデミー、ロータリー研究財団などから多くの賞を受けています。

東京の国連大学本部に隣接して設けられている国連大学高等研究所は、国連大学の最新の研究・研修センターです。1996年に設置されてから、社会システムと自然のシステムの境界面で発生するさまざまな問題に関して、将来展望に基づく独創的解決策を開発しています。ザクリ新所長は学術スタッフ、兼任教授陣、管理部門職員、各国からの大学院レベルの研修生などを統括します。


国連大学高等研究所の詳細については、http://www.ias.unu.eduをご参照さい。


詳細については国連大学広報部にお問い合わせ下さい。
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