人類は今、試練の時代にいます。20世紀後半は、それ以前の時代に比べると世の中が平和になり、人々の生活も豊かになった時代でありましたが、一方、世界の平和と繁栄を目指すという、国連の掲げる目標が、多くの人には見えにくくなった時代でもありました。今の世界には、推定で、一日の生活を約200円以下でまかなわざるをえない人たちが30億人もいて、さらにそのうち13億人もが100円に満たない生活費で一日をしのいでいます。また、一度も学校へ通ったことのない人が1億3000万人、清潔な飲み水さえ手に入らない人が13億人もいます。
国連大学は今、「環境と持続可能な開発」と「平和とガバナンス(統治)」という二つの領域に活動を集約しています。この2領域での研究・研修活動のなかで、食糧・栄養、情報技術、土地利用、気象変動、水不足などの問題から、国際金融市場の管理、都市化、国際機関の有効性、複雑な人道的緊急事態の要因など、多岐にわたる問題と事象を取り上げています。
国連大学ではこのホームページを、国連大学の現在の考え方や最新の研究成果などに関する情報伝達の重要な手段のひとつに位置付けています。研究、研修、出版、広報を含めた国連大学のすべての活動に関する最新情報がインターネットを通じて直接入手できます。皆様がこれらの情報に関心を寄せられ、それを有効に活用されること、そしてそれを通じて国連大学をよりよく理解してくださることを願ってやみません。さらに、国連大学が取り上げているさまざまな問題に関する皆様のご意見やアイデアをお聞かせいただけると幸いです。国連が目指すゴールに向かってともに進もうではありませんか。
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