国連大学グローバル・セミナー
第3回 沖縄セッション
UNU Global Seminar
3rd Okinawa Session


地球化の中の文化
世界平和をめざして

Cultures in Globalization:
Towards World Peace

    

■期  間: 2001年12月20日(木)〜12月23日(日)
■場  所: 基調講演: 沖縄県女性総合センター「てぃるる」
セミナー : 沖縄厚生年金休暇センター

■主  催: 国連大学、沖縄県
■後  援: 外務省、文部科学省

■協力大学
琉球大学、沖縄県立芸術大学、沖縄県立看護大学
沖縄大学、沖縄国際大学、名桜大学
沖縄キリスト教短期大学、沖縄女子短期大学


■協  賛
沖縄電力梶Aオリオンビール
渠M帯資源植物研究所、EM研究機構、
(協)丸正印刷、 國和会、鰍閧繧、せき、
(財)南西地域産業活性化センター




セミナーのねらい

国連大学グローバル・セミナー沖縄セッションは今年で第3回目を迎えます。第1回目には環境問題を、第2回目はジェンダーを取り上げ、熱心な議論が展開されました。今回のセミナーはグローバリゼーションと文化の問題を中心にプログラムを組みました。

21世紀に入り、地球化現象は単に経済のみならず、人間活動のあらゆる側面にまで及んでいます。1980年代終わりに冷戦の終焉を迎えて、国際政治の状況は大きく変容し、世界規模での人々の交流はかってない程盛んとなり、私たちは情報科学技術の驚異的な進歩によって、地球の裏側で起こった出来事でも、瞬時に知る事が出来るようになりました。インターネットの普及は、個人の発信能力を飛躍的に増大させてきました。地球は狭くなったと良く言われますが、時間と空間の圧縮を地球化と呼ぶ事が出来るでしょう。

このような地球化はこれからも加速される過程であり、その流れから孤立することは不可能であると思われます。人間活動の地球化は、従来の社会が持っていた価値観、人間関係、仕事のやり方にも強い影響を及ぼしています。言い換えれば、固有の伝統、文化は地球化の潮流の中でお互いに受容し合い、反発し合い、新しいものを生み出しています。それぞれの文化の持つ影響力には当然ながら、大きな格差が見られ、固有の文化が他の文化に吸収され、消滅してしまうのではないか、との危惧の念も聞かれます。果たして、グローバルな文化への収斂ということがあるのでしょうか、そしてそれは望ましいことでしょうか。

ユネスコは「開発と文化に関する世界委員会」の報告書を1995年に公表し、文化の多様性こそ大切である、とのメッセージを強調しています。また、国連は、2001年を「国連文明間の対話年」と指定し、さまざまな文明と文明との対話の重要性に注意を喚起しています。それは、近年世界各地で民族や文化を異にすることから紛争が頻発していることを憂慮しているからです。自己の文化的アイデンティティを守りながら、他人のそれに敬意をはらうといった態度が求められています。地球化するということは、個々人の接触がより密になるということでもあり、寛容、思いやり、生命の尊重といった人類共通の価値観と倫理を育成するということは、地球化がもたらすであろう、数々の欠陥−例えば貧富の格差の増大−を克服するためには不可欠と言えるでしょう。

今回のセミナーにおいては、このような問題意識に基づき、地球化の文化に対するインパクトを、アジアを中心に考え、さらに、沖縄をはじめ島嶼文化の発展の可能性についても検討する予定です。地球化も文化も人類の直面する大きな問題であると同時に、極めて個人的な問題でもあります。このセミナーに参加し、内外からの著名な講師の皆さんと議論し、思いを巡らす機会にしたいものです。




講 師
ヤ ー ス・キ ム
(Yersu Kim)
(韓国ユネスコ国内委員会 事務局長)
武者小路 公秀(中部高等学術研究所 所長)
外間 守善 (沖縄学研究所 所長)
山里 勝己(琉球大学 教授)
平野 健一郎(早稲田大学 教授)
川勝 平太(国際日本文化研究センター 教授)
鈴木 佑司(法政大学 教授)
ジャン・マルク・クワコウ
(Jean-Marc Coicaud)
(国連大学 学術審議官)
(講義予定順。都合により変更する場合があります。)



プログラム委員

森田 孟進(琉球大学 学長) 委員長
瀬名波 榮喜(名桜大学 教授)
吉田 茂(琉球大学 教授)
山里 勝己(琉球大学 教授)
仲本 賢(沖縄県立芸術大学 講師)
新城 正紀(沖縄県立看護大学 講師)
ジャネット・M・D・ヒギンズ(沖縄大学 教授)
クレイグ・K・ジェイコブソン(沖縄国際大学 助教授)
宮国 薫子(沖縄キリスト教短期大学 専任講師)
元山 和仁(沖縄女子短期大学 教授)
上原 良幸(沖縄県企画開発部 参事)
内田 孟男(国連大学 客員教授、中央大学 教授)



運営委員

与儀 朝栄(沖縄県 企画開発部長)
兼城 克夫(沖縄県企画開発部 振興開発室長)
内田 孟男(国連大学 客員教授、中央大学 教授)
駒月 昭雄(国連大学留学生支援局 局長)



セミナープログラム

  午  前 午  後
12/20(木)
  開会式
挨拶:稲嶺 惠一
(沖縄県知事)

挨拶:ハンス・ファン・ヒンケル
(国連大学学長)

基調講演 T
「国連文明間の対話年−グローバルな文化は可能か、望ましいか」
講演者:ヤース・キム
(韓国ユネスコ国内委員会事務局長)

基調講演 U
「東洋と西洋−文化交流の展開」
講演者:武者小路 公秀
(中部高等学術研究所所長)

オリエンテーション

レセプション

バスでホテルへ移動

12/21(金)
セッションT
「島嶼文化−沖縄の例」

講義1:「世界遺産にみる文化交流」
講師:外間守善
(沖縄学研究所所長)

講義2:「戦後のアメリカ文化との接触」
講師:山里勝己
(琉球大学教授)

フィールドワーク
=グスクロード=

フィールドワーク(続き)

セッションU
「アジアにおける文化の役割」

講義3:「東アジアにおける文化交流」
講師:平野健一郎
(早稲田大学教授)

講義4:「海洋文明圏」
講師:川勝平太
(国際日本文化研究センター教授)

グループ討論
12/22(土)
セッションV
講義5:「文化と紛争−少数民族と文化の危機」
講師:鈴木佑司
(法政大学教授)

セッションW
講義6:「文化の未来−文化の多様性のための課題」
講師:ジャン・マルク・クワコウ
(国連大学学術審議官)

グループ討論

国際公務員をめざす人へのガイダンス
伊藤光子
(外務省国際機関人事センター所長)

グループ討論

グループ討論
12/23(日)
グループ発表
全体討議

閉会式:修了証授与

フェアウェルランチ

(解散後、希望者は那覇までバスで移動)

 

(都合により変更する場合があります。)



参加申込要領

参加資格: 原則として日本の大学に在籍する大学院生、学部生、留学生で国際問題に興味を持つ人。専攻分野は問いません。テ−マに関心のある社会人(テーマについての専門家および大学等ですでに教鞭をとられている方は除く)も歓迎します。セミナーの使用言語は日本語と英語で、基調講演以外は通訳が付きません。
期 間: 2001年12月20日(木) 〜23日(日)
(20日昼集合、23日午後現地解散。詳細は追って通知します。)
なお、セミナ−期間中、参加者は合宿の上、全プログラムに参加するものとします。
場 所: 基調講演: 沖縄県女性総合センター「てぃるる」
沖縄県那覇市西3丁目11番1号
セミナー : 沖縄厚生年金休暇センター
沖縄県島尻郡佐敷町字新里1688
定 員: 50名
費 用: 3万円(宿泊費、食費、資料代及びセミナー中の那覇、佐敷町間の往復交通費込。但しその他の交通費は除く。)
なお、留学生は、選考により参加費用が一部免除されることがあります。
セミナ-修了証: セミナ−のプログラムを修了し、所定の手続きを完了した参加者には修了証が発行されます。
応募方法: 所定の申込用紙 [MS WORD/PDF] に必要事項を記入し、申込用紙裏面に参加目的を書いた小論文(詳細は申込用紙参照)を下記へお送り下さい。
事 務 局: 〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学グロ−バル・セミナ−沖縄セッション事務局
Tel.: 03(3499)2811 (代表)
Fax: 03(3499)2828
E-mail: gsokinawa@hq.unu.edu
国連大学ホームペーシ(英語): http://www.unu.edu
国連大学ホームページ(日本語): http://www.unu.edu/hq/japanese/index-j.htm
オフィスアワー: 月〜金 9:30−13:00/14:00−17:30
応募締切: 2001年10月12日(金)(必着)
合格通知: 応募者はプログラム委員によって審査され、結果は10月下旬頃郵送されます。




会場案内


  • 住所:沖縄県那覇市西3丁目11番1号
  • 那覇交通(銀バス)三重城行きをご利用下さい。
      バス停留所は「西3丁目」です。
  • 那覇空港より、タクシーで約15分です。
  • 駐車場には限りがありますので、車でのご来場はご遠慮ください。

  • 住所:沖縄県島尻郡佐敷町字新里1688
  • タクシーで、那覇市内から約30分、那覇空港から約40分。
  • 那覇バスターミナルから那覇バス39百名線、41つきしろの町線で沖縄厚生年金休暇センター前下車

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