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国際会議 「人間の顔をしたグローバリゼーション−すべての人びとのために」 |
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背 景 国連大学とユネスコは、この数十年間、社会、人間、および文化の発展とグローバリゼーションに大きな力を注いで来ました。空間と時間が縮小し、境界がなくなるという特徴を持つグローバリゼーションは、確かに人類にとって大きな進歩をもたらす可能性を持っています。しかしながら市場の力だけでは、地球社会のすべての人びとがこのような進歩の恩恵を等しく共有できるようにはなりません。その主な理由は、世界の市場が社会サービス、健康的環境、または多元的文化表現などの公益提供にマイナスの影響を与えることがあることです。 従って、国際社会はグローバリゼーションが人類の幸福に与える影響をもっと重視する必要があります。経済的グローバリゼーションの利益が公正かつ平等に分配されるためには、国際的、地域的、および国内レベルで統治を改革することにより、マイナスの副作用の埋め合わせをする必要があります。社会を構築する方法を発展させることが、現在グローバリゼーションの担い手になっていない人々の声を、彼らの個人的選択に影響を与える政治プロセスに反映させることのできる唯一の道なのです。 目 的 会議では最先端の専門家が、グローバリゼーションを全人類の利益とするために私たちが直面している問題について話し合います。グローバリゼーションを推し進める経済および政治の力と、社会・文化的発展をつなぐ多くの要素を理解しようとしてこれまで行われてきた業績を検証します。またグローバリゼーションが人びとの暮らしに与えるプラスの効果とマイナスの効果をつりあわせるために取られてきた政策の有効性も評価されます。この評価は、全世界的、地域的、国内的、および地方レベルでのグローバリゼーションの課題に対し、政府と民間社会が、どの分野、またどのような方法でよりよい政策的対応ができるかを知るための土台となります。 概 要 7月30日の公開フォーラムでは、グローバリゼーションの推進要因、いくつかの主要政策分野におけるグローバリゼーションの副作用(意図的なものまたは意図しないもの)、およびグローバリゼーションがもたらす文化的多様性と倫理に対する影響について検証します。フォーラムに続いて7月31日にはワークショップが開催され、政策の好事例とグローバリゼーションの課題に対する政策的対応を向上させる分野と方法について話し合われます。 一連の会議は一般公開となっております。ご興味のある方はぜひご参加ください。 7月30日の会議は日英通訳付き、7月31日のワークショップは英語のみで行われます。
国連大学について
国連大学は、1972年の第27回国連総会で設立が決まり、1975年に東京に本部を設立し活動を開始した国連の学術機関です。人類が直面する緊急課題の解決に世界各国の優れた学者が協力して取り組む場を提供し、その結果を取りまとめること、それが国連大学に与えられた使命です。主な活動領域としては、平和とガバナンス(統治)、環境と持続可能な開発、そして科学、技術、社会のインターリンケージがあげられます。国連大学の活動は、東京の本部を中心に、世界各地に設けられた独自の研究・研修センターおよびプログラムと、国連大学と提携あるいは協力関係を結ぶ既存の大学や研究機関・研究者で構成される複数のネットワークを通じて展開されています。詳しくはhttp://www.unu.edu/hq/japanese/index-j.htmをご参照ください。
ユネスコ(国連教育科学文化機関)について
ユネスコは国連システムの中の専門機関です。ユネスコの目的は、正義、法の支配、人権及び基本的自由に対する普遍的な尊重を助長するために教育、科学及び文化を通じて諸国家間の協力を促進することによって、平和および安全に貢献することであります(ユネスコ憲章第1条)。ユネスコは五つのプログラムセクター(教育、自然科学、人文・社会科学、文化、およびコミュニケーション・情報)を通して活動しています。パリの本部のほか、50余のフィールドオフィスといくつかの所属機関・センターが世界各国にあります。1946年に発足し、現在加盟国数は188カ国です。詳しくはhttp://www.unesco.or.jpをご参照ください。
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