Thabo Mbeki, President of the Republic of South Africa

ムベキ南アフリカ大統領 略歴

ターボ・ムベキ − 1942年6月18日、南アフリカの東ケープ州イドゥータイワに生まれる。両親は教師であり、反人種隔離政策(アパルトヘイト)の活動家でもあった。14歳のときアフリカ民族会議(ANC)青年同盟に参加、学生運動に加わる。その後ヨハネスブルクに移り、ウォルター・シスル氏とドゥーマ・ノクウェ氏の指導を仰ぐ。

1962年、ANCの指示により南アフリカを離れ、タンザニアからイギリスへ渡り、経済学修士課程を修了。その間も学生運動に積極的に参加し、亡命生活をおくりながらもANCにおける青年部や学生部の創設に卓越した役割を果たした。

卒業後、故オリバー・タンボ氏と共にANCロンドン事務所で働き、1970年に軍事訓練を受けるべく、旧ソ連へ渡った。1975年にはANC全国執行委員に選出され、ANCナイジェリア事務所代表となる。1978年にザンビア・ルサカのオリバー・タンボ事務所政務書記となり、続いて広報部長となる。広報部長となってから、国際メディアに反アパルトヘイト思想を行き渡らす上で重要な役割を果たすことになる。

1980年代には、南アフリカの多くの白人を反アパルトヘイト活動に参加させることを目的とした数々の外交キャンペーンを展開した。1980年代後半には、当時の南アフリカ政府との交渉において重要な役割を務め、結果としてANCの合法化と政治犯の釈放を勝ち取った。

1994年、南アフリカ共和国初の民主的総選挙におけるANCの圧倒的勝利を受け、副大統領に任命され、1999年6月にはネルソン・マンデラ氏の後任として大統領に就任した。尊敬される政治指導者であるとともに、独創的な考え方を持っていることでも知られるムベキ氏は、特に世界におけるアフリカ独自の発展を目指す考えを「アフリカのルネッサンス」と名づけ、アフリカ自らの力で、貧困を軽減し、アフリカを持続可能な成長と発展の軌道に乗せるための戦略を訴える「新アフリカ・イニシアチブ」を代表する指導者でもある。

夫人はザネーレ・ドラミニさん。