2003年12月01日
UNU/J41/03
 
 

 

安井至教授を国連大学の新副学長に任命


国連大学(UNU)のハンス・ファン・ヒンケル学長はきょう、鈴木基之教授の後任として、東京大学生産技術研究所の安井至教授を、国連大学の環境と持続可能な開発担当副学長に任命しました。

安井教授は、国連大学本部の「環境と持続可能な開発」プログラムの活動を統括するとともに、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカおよび北米の12ヵ所にある国連大学の各研究・研修センターとプログラムがこの分野で実施する活動を調整することになります。

安井教授は1968年に東京大学工学部を卒業。1973年には東京大学から工学博士号を取得。1975年からは生産技術研究所の講師を務め、1979年に助教授、1990年には教授に就任。1996年から1999年にかけては国際・産学共同研究センターのセンター長を、1998年から1999年には全国産学連携センター協議会会長を歴任しました。安井教授は2000年から、文部科学省の研究プロジェクト「人間地球系」の総括代表を務めているほか、厚生労働省の独立行政法人評価委員でもあります。

安井教授は現在、日本環境学会の理事を務めています。また、米国セラミック協会の研究員、および、日本工学アカデミーをはじめとする数多くの学会の会員としても活躍しています。

安井教授は学術研究雑誌で約150点、国際会議で100点、大学出版物として30点の研究論文を発表しています。また、約50点の研究書を単独あるいは共同で執筆しているほか、120点を超える一般向け出版物も著しています。

国連大学は、国連憲章の目的と原則を追求・促進するための研究と大学院レベルの研修、そしてその成果の普及に携わる学者、研究者らの国際的共同体です。国連大学の使命は、国連とその加盟国および国民が関心を寄せる緊急かつ地球規模の問題解決の努力に、学術研究と能力育成をもって寄与することにあります。国連大学は、学者・研究者の国際的共同体として機能すること、国連と世界の学術社会の「懸け橋」になること、国連システム全体のシンクタンクとして機能すること、能力育成、とくに開発途上国における能力育成に貢献すること、および、新しい創造的な理念の討論の場となることを主要な目標として掲げています。

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