2003年9月30日
UNU/J35/03
 
 

 

ノーベル医学賞受賞者ピーター・ドハティー博士
10月17日に国連大学で講演
第7回ウ・タント記念講演会


このたび、1996年度ノーベル医学賞受賞者であるオーストラリア人科学者のピーター・ドハティー博士をお招きし、第7回ウ・タント記念講演会を10月17日(金)に開催することとなりました。ドハティー博士は「科学、社会、そして未来への挑戦」について講演されます。

「ウ・タント記念講演会」シリーズは、21世紀に世界が直面する問題の解決を探る試みです。本講演はその第7回目で、これまでにもマハティール・マレーシア首相、ムベキ南アフリカ共和国大統領、クリントン第42代アメリカ合衆国大統領、1970年ノーベル平和賞受賞者ノーマン・ボーローグ博士、1999年ノーベル化学賞受賞者アハメッド・ズウェイル博士、そしてジミー・カーター第39代アメリカ合衆国大統領(2002年度ノーベル平和賞受賞者)が講演しています。本講演会は、国連大学、国連大学高等研究所および日本学術会議の主催、在日オーストラリア大使館の後援で開催します。

■第7回講演
−日時: 10月17日(金)午前10時30分から正午まで
−場所: UNハウス(国連大学ビル)3階ウ・タント国際会議場
−講師: 1996年度ノーベル医学賞・生理学受賞者 ピーター・ドハティー博士
−テーマ: 科学、社会、そして未来への挑戦(日英同時通訳付き)
−主催: 国連大学・国連大学高等研究所・日本学術会議
−後援: 在日オーストラリア大使館


ドハティー博士は、ウィルスに感染した細胞を免疫システムがどのように認識するかを解明したことにより免疫学の分野に大きな革命をもたらし、1996年にノーベル医学賞を受賞しました。この発見はウィルスに感染した細胞を破壊するために、ウィルスと特定の自己細胞分子を認識する白血球の働きを明らかにしました。自己と他者との分子の同時認識の原理は、自己免疫疾患、ワクチン開発、臓器移植の研究に画期的な進歩をもたらし、癌、多発性硬化症、糖尿病に関連する免疫システムの新しい理解につながりました。

メルボルン大学の名誉教授であり、米国テネシー州メンフィスのセント・ジュード小児研究病院の免疫学科長を務めるドハティー博士は、米国医学界の最高の賞であるラスカー賞(Albert Lasker Basic Medical Research Award)を1995年に受賞したほか、数々の賞や名誉博士号を受けています。

■取材
講演の後に質疑応答の時間が設けられています。取材をご希望の場合、また詳細については、国連大学広報部へご連絡ください。講演は一般公開されますが事前のお申し込みが必要です。

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国連大学広報部:
      電話(03)5467-1243, -1246、FAX(03)3406-7346