2003年8月11日
UNU/J26/03
 
 

 

東アジアの環境基準ガイドラインとモニタリングに関する
ワークショップ開催のお知らせ


ワークショップ
「東アジア水圏におけるPOPモニタリングのための能力開発研修」

日時: 2003年9月1日(月) - 2日(火)
         1日:午前9時 - 午後6時      2日:午前11時30分 - 午後6時
場所: UNハウス(国連大学ビル)5階 エリザベス・ローズ会議場
主催: アジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)・
         株式会社島津製作所・国連大学


東アジア地域は、残留性有機汚染物質(POP)に関連する多くの問題に直面しています。工業、農業および家庭で用いられることが多いこれら化学物質は、人間の健康だけでなく、多くのエコシステムと野生生物にも脅威をもたらしています。これら汚染物質を最小限に抑えたり、なくしたりするためには、環境モニタリングによる情報に依拠した包括的な政策対応が急務です。こうした対応としては、水その他の媒体に関する環境基準の設定があげられます。しかし、関連するプロセスや問題が複雑に絡み合っていることから、こうした基準の策定は特に困難となっています。

これまでに国連大学が行ってきた東アジアの環境モニタリングを活用し、グローバルな変革研究のためのアジア太平洋ネットワーク(APN)、島津製作所および国連大学は共同で、汚染の現状を評価し、地域的基準策定のためのガイドラインの判別に取り組んできました。この取り組みは、アジア太平洋地域と世界中の専門家が参加する共同研究として実施されています。

国連大学、APNおよび島津製作所は9月1日、2日の両日、標記ワークショップを実施します。2日間の全体ワークショップではモニタリングの諸課題を焦点に、世界保健機関が策定した現行の水質基準と、東アジア地域内外の諸国が採用する基準の検討が行われます。ワークショップのねらいは、汚染がどのレベルを越えたら、東アジア地域全体の問題として捉えるべきなのかを明らかにすることにより、政策立案プロセスを促進することにあります。

ワークショップに続いて9月3日からは、国連大学の地域モニタリング・ネットワークに参加する東アジア9カ国の検査技師を対象に、分析技術に関する研修会が3日間にわたり神奈川県秦野市で開かれます。

今回のワークショップは、POPモニタリングに関して国連大学が開催する一連の能力開発事業の2回目に当たり、現在実施中の国連大学プロジェクト「東アジア水圏における環境モニタリングと環境ガバナンス−東アジア地域におけるPOPのモニタリング」の活動の一環として行われます。このプロジェクトは、島津製作所の全面的な支援により実現したものです。本プロジェクトの詳細ついては、プロジェクトのウェブサイト(http://landbase.hq.unu.edu) でご覧になれます。今回のワークショップにはAPNが資金援助を提供しています。

ワークショップでの発表と討論は英語で行われ、日英の同時通訳は付きません。報道関係各位の多数のご参加を歓迎いたします。

ワークショップは公開されますが、報道関係以外のご参加は事前登録が必要です。 (受付締切8月29日、無料)詳細・プログラムはウェブサイト(http://landbase.hq.unu.edu)(英文のみ)をご参照ください。

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お問い合わせは国連大学広報部へ:
      電話(03)5467-1243, -1246、FAX(03)3406-7346