2002年10月24日
UNU/J49/02
 
 

 

ビシュケク・サミットで国際山岳年2002大詰めへ


 国連総会によって国際山岳年(IYM2002)に指定された今年、山岳における持続可能な開発の重要性に対する国際的な意識向上を目的として、多くのイベントが行われてきました。IYM2002のクライマックスを飾る一大イベントとして、「ビシュケク・グローバル山岳サミット(BGMS)」が、10月29日から11月1日にかけ、キルギス共和国の首都ビシュケクで開催されます。

 サミットはキルギス共和国、国連環境計画(UNEP)および国連食糧農業機関(FAO)の共催によるもので、国連大学(UNU)、スイス開発協力庁、アガ・カーン開発ネットワーク(AKDN)、ならびに、その他さまざまな国際機関および政府・非政府組織の支援を受け、世界中の幅広い山岳関係者を代表する400人以上の参加者が出席します。そのねらいは、IYM2002の期間中に世界各地で開催されてきたさまざまなイベントから生まれたアイデアや勧告を一堂に集め、世界の山岳地帯の持続可能な開発に向けた具体的な行動を提案することにあります。

 サミットでは、「現状確認」(第1日)、「経験に学ぶ」「行動優先順位の決定」(第2日)、「パートナーシップの構築」(第3日)および「前進」(第4日)という主題のもと、幅広い本会議での議論とテーマ別・地域別ワークショップが行われ、持続可能な山岳開発の主要課題について徹底した検討が行なわれます。そのことにより、21世紀における山岳地帯の持続可能な開発と管理を確保するための具体的行動に関する合意が得られる期待されています。サミットの最終成果には、(1)サミットでのプレゼンテーション、およびこれまでに開催されてきたその他IYM2002関連イベントから生まれた主要勧告を活かした行動枠組み「ビシュケク山岳綱領」、(2)最近ヨハネスブルクでの「持続可能な開発に関する世界サミット」で正式に発足した「山岳地帯の持続可能な開発のための国際パートナーシップ」(各国政府、国際機関およびその他主要団体が結集し、具体的な協調行動を援助・促進してゆくもの)の一層の推進、ならびに、(3)「山岳地帯の持続可能な開発に関する国連総会決議案」が含まれることになっています。

 過去25年間にわたり、持続可能な山岳開発のための研究・能力育成に取り組んできた国連大学からは、ハンス・ファン・ヒンケル学長を団長とする代表団がサミットに参加し、主要支援機関の一つとして、サミットのさまざまな側面で重要な役割を担っていきます。

サミット行事の全体的プログラムを含め、ビシュケク・グローバル山岳サミットに関する詳しい情報は、ウェブサイトhttp://www.globalmountainsummit.orgをご参照ください。

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