2002年5月16日
UNU/J20/02
 
 

 

国連大学で「国連と南アジア」国際会議
経済開発、安全保障など山積する重要課題を討議


国連大学は5月27、28の両日、東京渋谷のUNハウス(国連大学ビル)で国際会議「国連と南アジア」を開催します。この会議は国内の国連諸機関および南アジア各国の駐日大使館の協力により開かれるものです。

バングラデシュ、ブータン、インド、モルジブ、ネパール、パキスタン、スリランカの南アジア7カ国は世界人口の5分の1を占める重要な地域ですが、いま経済開発、環境保護、民主的統治、国内・国際紛争、そして国際テロ等の新たな安全保障問題など、重要な課題に直面しています。こうした問題は規模が大きく、多くの人々が影響を受け、世界に波及する影響も甚大であるだけに、南アジア諸国だけでなく、国際社会全体がこれらの問題に対処することが緊急な課題になっています。このような南アジアの課題は相互に深く関連し合っており、総合的な形で対応することが不可欠です。

国連憲章は、国際の平和と安全保障の維持、および社会的、経済的発展の促進の二つを、国連の主要目的として掲げています。南アジアはこれら二つの領域で、問題解決のための地球規模の舞台としての国連に、重要な課題を提示しています。南アジアが直面している問題は、国連システム内部の責任区分を超えるものであり、いくつかの国連機関はこれまでも多くの努力を傾注してきました。今回の会議の焦点は、地域に深く関わる問題を分析するとともに、問題の解決に向かう国内的、国際的な努力をさらに高める可能性を探っていきます。

初日の5月27日(月)は基調講演者にI・K・グジュラル・元インド首相、サルタジュ・アジズ・元パキスタン外相をお迎えします。続いて全体会議で貧困の緩和、南アジアの核兵器の将来、地域協力の枠組みとしての南アジア地域協力連合(SAARC)などについて討議が進められます。

ワーキング・グループ討議は国、人間、環境の安全保障、環境と開発の関係、ガバナンス、反乱とテロリズム、国連平和維持活動に対する南アジアの貢献、海外援助、国際貿易と地域開発などを中心として行われます。翌28日の全体会議ではアフガニスタン以後の南アジア情勢、インド・パキスタン関係などを取り上げる予定です。駐日南アジア諸国大使による閉会の辞を予定しています。(プログラム [MS WORD/PDF])

会議の詳細(日英)はウェブサイトhttp://www.unu.edu/p&g/UN-southasiaをご参照下さい。報道機関の取材を歓迎いたします。

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お問い合わせは国連大学広報部へ。
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