2002年1月17日
UNU/J02/02
 
 

 

国連大学で国際山岳年のイベント
国際シンポジウム、フォーラム、写真展開催 


地球上の山岳地域は貴重な資源の広大な貯蔵庫であり、文化とレクリエーション活動の中心ですが、同時に生物学的に見て世界で最も脆弱な池域でもあります。急速に進むグローバリゼーション、都市化、観光旅行の大衆化などの波によって、山岳地帯の資源や地域社会には脅威が忍び寄っています。地球上の山岳地域はどこでも社会的な疎外や経済の低迷,環境の悪化に直面しているのが現状です。

山岳生態系の地球的な重要性についての国際的な理解を深めるため、国連総会は2002年を国際山岳年に指定しました。この国際山岳年のスタートに当たって国連大学は、国際山岳年日本委員会事務局が置かれている北海道大学大学院地球環境科学研究科と協力して、以下のイベントを展開することになりました。

国連大学パブリックフォーラム「山と私たち」

日時:1月31日(木)午後2時〜5時
場所:東京渋谷のUNハウス3階ウ・タント国際会議場

このフォーラムでは、高島肇久国連広報センター所長の司会で、田部井淳子(日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト代表)、小野有五(北海道大学大学院地球環境科学研究科教授)、ジャック・アイブス(カナダ・カールトン大学教授、国連大学「環境と持続可能な開発」プログラム学術顧問)などが、世界の山岳の現状、山岳の環境保全などについて講演し、質疑応答、討論も行われます。英語/日本語の同時通訳がつきます。詳細はプログラム[MS WORD / PDF]をご参照下さい。

国際シンポジウム「山岳生態系の保全」

日時: 2月1日(金)午前9時半〜午後6時半
場所: UNハウス5階エリザベス・ローズ会議場

このシンポジウムは山岳についての国際的研究者集団のなかで、経験の共有、情報の交換、学術的協力の推進を図ることを目的とし、世界的規模の変化に関連したさまざまな山岳システムの現状、山岳地帯がさらされている圧力、その自然、人間、経済資源に対する影響、現地の社会グループ、山岳社会の反応などの理解を深めようとするものです。シンポジウムでは以下のコア・テーマに基づき、研究発表やパネル討議が行われます。会議は英語で行われ、同時通訳はつきません。詳細はプログラム[MS WORD / PDF]をご参照下さい。

  • 山岳と人びと−山岳開発の社会的側面
  • 山岳地域の生物多様性と自然資源の保全
  • 日本人研究者による山岳研究の進展
   UNU・UNギャラリー山岳写真展「世界の山嶺に息づく」 (共催:国連広報センター、日本山岳写真協会、協力:山と渓谷社) 日時:1月25日〜4月26日(土・日・祝祭日休館)    午前10時〜午後5時半(入場無料) 場所:UNハウス1、2階UNギャラリー  国際山岳年に当たって、地球上の美しい山岳やそこに暮らす人々の表情をとらえた写真を通じて、自然環境の大切さを訴えようとする写真展です。国連大学山岳プロジェクトの学術顧問であるジャック・アイブス教授自身が研究旅行で撮影した、数多くの山岳、その住民、自然の写真が展示されるほか、日本山岳写真協会の会員による作品、さらに皇太子殿下、橋本龍太郎元総理、山岳写真家白川義員氏の作品も展示されます。

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詳細については下記のウェブサイトをご参照下さい。

国際山岳年2002公式サイト:http://www.mountains2002.org

国際山岳年2002日本委員会公式サイト:http://www.iym-japan.org

国連大学国際山岳年公式サイト:http://www.unu.edu/mountains2002/photoexhibit/index.htm


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