2001年度フリチョフ・ナンセン記念講演
国連大学は、駐日ノルウェー王国大使館と共催で2001年度フリチョフ・ナンセン記念講演会を下記の要領で行ないます。
| 「国家の安全保障 − 人間の安全保障」 |
| 講師: | 緒方貞子 前国連難民高等弁務官 |
| 日時: | 2001年12月12日(水)15:00〜16:30 |
| 場所: | 国連大学本部3階 ウ・タント国際会議場 |
| (日−英 同時通訳つき) |
|
|
なお講演前の14:30から1階のUNギャラリーで、緒方貞子・前国連難民高等弁務官とフォッスアイドブローテン駐日ノルウェー大使による「子ども達の描く平和の絵」展開会式のテープカットが行われます。写真取材等を歓迎いたします。
|
緒方貞子氏は1991年に国連難民高等弁務官に就任、2度の再選を経て2000年までその任にありました。人権と国際関係の分野における長く豊富な国際的経験は周知の通りです。緒方氏はこれまで数多くの政府機関の審議会や学術的な協会・財団等の理事会の委員を務めていますが、現在は「人間の安全保障委員会」共同議長を務めるほか、ニューヨークの民間機関で研究を行なっています。今月9日、日本政府は緒方氏を、アフガニスタンの難民救済や復興支援を担当する首相特別代表に任命することを発表しました。
* * *
フリチョフ・ナンセン記念講演は、ノルウェーの探検家、科学者そして人道主義者であるフリチョフ・ナンセン博士生誕の10月10日を記念し、毎年世界の主要都市で開催されています。ナンセン博士は1861年に生まれた偉大な人道家であり、特にロシア革命に続く1921年から1923年のロシアの飢餓救済に尽力し、難民のためにナンセン・パスポートを発行したことでよく知られています。1922年には国際連盟難民高等弁務官としての功績によりノーベル平和賞を授与されました。また、ナンセン博士がジュネーブに設立したナンセン難民救済国際事務所が1938年にノーベル平和賞を受賞しています。
* * *
報道関係各位の多数のご参加をお待ち申し上げます。
お問い合わせは、国連大学広報部、
電話(03)5467-1243, -1246、FAX(03)3406-7346
または、ノルウェー大使館広報部、
電話(03)3440-2611、FAX(03)3440-2689へ。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
2001年度フリチョフ・ナンセン記念講演
2001年12月12日(水)
プログラム |
| 15:00 |
ハンス・ファン・ヒンケル国連大学学長 挨拶 |
| 15:05 |
田中真紀子 外務大臣より祝辞
代読: 高橋恒一 外務省国際社会協力部長 |
| 15:10 |
オッド・フォッスアイドブローテン駐日ノルウェー王国大使
挨拶および講師紹介 |
| 15:15 |
講演 「国家の安全保障-人間の安全保障」
講師: 緒方貞子 前国連難民高等弁務官 |
| 15:45 |
質疑応答 |
| 16:00 |
緒方氏に対するノルウェー王国功労勲章グランド・オフィサー叙勲式 |
| 16:15 |
終了予定 |
| 2001年度フリチョフ・ナンセン記念講演は、駐日ノルウェー王国大使館、国連大学および日本外務省の共催により実施されるものです。 |
* * *
|
「子ども達の描く平和の絵」展開会式(14:30から1階UNギャラリーで)
絵画展の趣旨
ノーベル平和賞はノルウェー・ノーベル委員会によって授与され、授賞式は毎年12月10日にオスロ市庁舎で国王臨席のもとに行われます。ノーベル平和賞は1901年以来、平和に貢献した個人あるいは団体の功績に対して毎年授与されてきました。最近では、地雷を禁止する国際キャンペーン(1997年)、国境なき医師団(1999年)、金大中・韓国大統領(2000年)、そして今年は国際連合とコフィー・アナン事務総長が受賞しています。
21世紀においては「平和」「国際協力」「国際理解」「共通の未来を共に建設すること」が何よりも大事であり、このようなコンセプトにおいては、未来を担う子どもたちが最も重要な役割を果たすものだと考えます。その第一歩として駐日ノルウェー王国大使館は「平和と国際理解」をテーマとした子どもの絵画コンクールを計画しました。そして、過去に平和の祭典オリンピックの開催経験がある4つの都市、オスロ、リレハンメル、東京、長野の4つの小学校生による平和を題材とした絵画コンテストを2000年秋に開催し、約250点の作品が集まりました。このコンテストでは事前にノルウェー人の教師がすべての学校を訪問し、ノルウェーと日本についてお互いの国をよりよく知るための授業を行いました。お互いを理解しあうことから平和への道が開けると考えたからです。
今年3月東京のこどもの城で開催された「日本・ノルウェー友好こども絵画展―瞳をひらいて」開会式において、日本の入賞者4名に来日中のノルウェーのソニヤ王妃から賞状が送られました。今回UNギャラリーに展示される絵画は、入賞・入選作品の一部です。
|
|