2000年10月6日
UNU/J25/00
 
 

 

世界の知識人が文明の未来を語る
国連大学で「グローバル・エトス」国際会議


「国連文明間の対話年」である2001年にさきがけて国連大学と同大学高等研究所は10月24日の国連デーを初日に、3日間にわたる国際会議「グローバル・エトス」を東京渋谷の国連大学本部で開催します。この会議は、われわれの伝統的な価値観、倫理観の基盤を揺るがしかねない現代の種々の問題やジレンマをめぐる、グローバルな対話を促進するためのもので、世界各国から多数の学者や専門家が参加します。この会議は国連開発計画と東京フォーラムの後援を得て開催されます。

この会議の背景には、最近の科学技術、さらには政治や社会思想の著しい進展にともない、人類社会に対するわれわれの心構え、取り組みが大きく変化し始めたという認識があります。この新しい状況は、すべての民族が平等と正義、そして安定した世界秩序の中でともに生きる喜びを与えてくれる人類新時代の胎動を感じさせています。しかしこうした進展も注意深く対処しなければ、すでに多くの深刻な問題を抱えている地球の自然環境をさらに圧迫するだけでなく、貧富の差を一層拡大し、知識と国際政治力が一部に集中する現在の傾向をさらに強める危険もあるのです。

今回の会議はわれわれが直面しているこのような重要な課題を討議し、人類すべての進歩のための共通の基盤を見出す機会となるものです。会議は相互に関連する四つのテーマ、すなわち「グローバル資本主義と持続可能な開発」、「国際社会の正義と公正」、「科学・知識・倫理」、「宗教、ジェンダー、文化」に分かれて具体的な討議を進めます。初日と最終日には全体会議を開き、これらのテーマを総合して「グローバルなエトス」についての全般的な討議が行われます。

基調講演には、ハンス・クング・独チュービンゲン大学エキュメニカル(キリスト教一致)研究センター名誉所長、トーマス・アクスワージー・米ハーバード大学教授、ヤース・キム・ユネスコ哲学倫理局ユニバーサルバリュー・プロジェクト前担当官、ビグディス・フィンボガドティル・前アイスランド大統領の諸氏をお迎えします。会議のプログラムを添付いたします。会議は一般公開となっており、日英の同時通訳が付きます。詳細、聴講申し込みについては http://vulab.ias.unu.edu/GlobalEthosをご参照ください。会議の模様はインターネット上でも公開します。

プログラム


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