コフィー・アナン国連事務総長とフェデリコ・マヨール・ユネスコ事務局長はこのほど、国連大学憲章第IV条に基づき、国連大学理事会の新理事14名を任命した。これは理事会の24人の理事のうち、任期が満了した13人の理事の後任として、1998年5月から2004年5月までの6年間を任期とする13人を任命し、別に辞任した理事1名の後任を補充したものである。
国連大学理事会は国連大学の最高意思決定機関であり、理事は国連事務総長とユネスコ事務局長が、国連訓練調査研修所(UNITAR)など、関連の国連機関および活動プログラムと協議の上、共同で任命する。理事はそれぞれ個人の資格で職務を履行する。国連大学理事会の構成は、世界の学術、科学、教育、文化などの専門領域の動向を踏まえて、さらに研究の多様な分野を考慮に入れながら、地域的背景や性別の均衡を達成するよう、配慮して決められている。
新理事14人は次の通り。
- フランソワーズ・ティスクレマン(ベルギー)
経済学者、ブリュッセル自由大学前学長
- 林泉(リン・チュアン)(中国)
物理学者、国家科学技術委員会事務局長
- ヨギンダー・K・アラフ(インド)
経済学者、前科学技術電力担当国務相、元ジャワハラル・ネルー大学副学長
- 山田中正(日本)
早稲田大学法学部教授
- ファイザ・M・アルカラフィ(クウェート)
クウェート大学学長
- アナ・マリア・セット(メキシコ)
物理学者、国際学術連合(ICSU)途上国科学技術委員会副委員長
- カルロス・トゥナーマン・ベルンハイム(ニカラグア)
法学博士、ユネスコ事務局長中南米担当顧問
- アマドゥ・ラミン・ンジャイ(セネガル)
獣医学博士、ガストンベルジェ大学学長
- アレクサンドラ・コルンハウザー(スロベニア)
リブリャーナ大学国際化学研究センター所長
- ジョセップ・M・ブリカル(スペイン)
法学・経済学博士、元バルセロナ大学学長、欧州大学学長会議(CRE)会長
- ジャイラム・レディ(南アフリカ)
歯科医、ウェスタンケープ大学歯学部教授、南アフリカ高等教育改革委員会議長
- ウィチット・スリザ・アン(タイ)
スラナリー工科大学学長
- エリザベス・J・クロール(英国)
歴史学者、ロンドン大学東洋アフリカ研究大学院開発研究学部長
- ドナルド・ガース(米国)
政治学博士、カリフォルニア州立大学サクラメント校学長
なお以下の10人の理事は引き続き2001年5月2日までの任期を果たす。
ホセ・ホキアン・ブルネル・リード(チリ)、パオロ・コスタ(イタリア)、ドナルド・エコン(ナイジェリア)、サリム・エル・ホス(レバノン)、ゲナディ・ニコラエビッチ・ゴルベフ(ロシア)、フランソワーズ・エリティエ・オージェ(フランス)、リスト・イハムオティラ(フィンランド)、グラサ・マチェル(モザンビーク)、バレリア・メリノ・ディラニ(エクアドル)、イングリッド・モーゼズ(オーストラリア)。
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