ハンス・ファン・ヒンケル国連大学学長は25日、新しい副学長2名と学長上級顧問1名の任命を正式に発表しました。副学長には鈴木基之東大生産技術研究所長、ラメシュ・タクール・オーストラリア国立大学平和研究所長、また上級顧問には佐藤英夫筑波大教授が、いずれも4月1日から就任します。今回の人事によって、国連大学本部のファン・ヒンケル学長、アブラハム・ベスラット副学長らによる首脳陣はさらに強化され、今後の戦略的運営が期待されます。
副学長に就任する鈴木教授は東京大学教授(環境化学工学)、生産技術研究所長として、環境工学に30年以上の経験を持ち、日本水環境学会や国際吸着学会の会長を務めています。環境工学関係の多くの著書があり、その多くが持続可能な開発を中心としています。
鈴木教授とともに副学長に任命された、インド生まれのタクール教授は、オーストラリア国立大学平和研究所長で、オーストラリアの国家平和軍縮諮問委員会のメンバーでもあります。同教授はオーストラリアに移る前はニュージーランドのオタゴ大学教授として、同地で16年余りを過ごしています。13の著書のほか、多くの論文を発表しています。インドのカルカッタ大学からカナダのクイーンズ大学に進み、政治学博士号を取得しました。
上級顧問に就任する佐藤教授は1982年から筑波大学教授の職にあり、現在は日本国際政治学会理事長を務めています。同教授は筑波大学国際政治経済学研究科の初代研究科長であり、エール大学準教授(政治学)、ブルッキングス研究所研究員の経験もあります。外交政策について多くの著書があり、日本政府や民間機関の諮問委員としても活躍してきました。国際基督教大学卒業後、シカゴ大学で政治学博士号を取得しています。
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