世界の水資源の危機を考える
「世界水アセスメント計画シンポジウム:
人と水のかかわり−その将来について」のお知らせ
国連大学は世界の水資源管理の諸問題を中心とした一連の会議を、世界水アセスメント計画(WWAP)、第3回世界水フォーラム事務局と共催で開催することになり、4月4、5の両日、東京渋谷のUNハウス(国連大学本部ビル)で2日間の非公開会議を開催します。この会議では地球規模の水資源に関する評価情報を総括し、『世界水発展レポート(World Water Development Report ― WWDR)』に盛り込むための検討が行われます。続いて4月6日午後、東京全日空ホテルで公開シンポジウム「世界水アセスメント計画シンポジウム: 人と水のかかわり ― その将来について」が開催されます。
世界の水資源に関する危機は、途上国の安全保障、安定、環境の持続可能性を脅かしています。水を経由する伝染病で毎年、数百万人が死亡しており、特に途上国では水の汚染と生態系の破壊が進んでいます。国連は最近のミレニアム宣言で世界の国々に対し、2015年までに「安全な飲料水が得られない、入手できない人々の数」を半減し、「水資源の無制御な費消を止める」ことを訴えています。
この水資源の危機に対応するため、国連大学はそのプロジェクトの重点を、特に国境を超えた水資源の管理および沿岸水域の水質評価に置いています。国連大学による最近の研究からは、ヒ素による水汚染を処理する新しい方法が開発され、バングラデシュやインドで数百万の人々が直面しているこの問題の対策に道を開きました。
「世界水アセスメント計画」の中核となる『世界水発展レポート』は2年毎に発行されることになっており、その創刊号が2003年3月の第3回世界水フォーラムで公表されます。ユネスコは現在、パリの本部にWWAPの事務局を置いています。今回の公開シンポジウムはWWAPを日本国内の人々に紹介し、世界の水危機の実態と、その解決に必要な緊急かつ具体的な行動についての理解を深めることを目的としています。
6日の公開シンポジウムのプログラム(WORD/HTML)を添付します。(日英同時通訳付き)報道関係各位の取材を歓迎いたします。
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